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皿洗いをする木や旗や魚


悪口を言われた僕はたとえば剣のように尖っている、

水溜りの種子。数学や英語を覚えたほかに、

たゝづみて途にかなしむ、

いい加減なやさしい共存、振り向いたら、あなたのために折り曲げた妥協。

鳥けだものは死なずして、

苦悩というよわよわしい光に立ちくらみをおぼえながら、

「空、きれいだ。」って興奮を流行にした――、

わめいているだろうか、君は、狂って、泣いて、踊り続ける死の舞踏、

淡々と想ひ消ゆれど、

剥く林檎みたいに泣きはらしたのが、もう――もう・・・

わからない困難な机や椅子、黒板は、唇の薄さに似ていた、

生き急いでいた僕等のプレイメイト。ベルの音は、

ポケットの中のライターにも似てた、弱い炸裂・・・・。

名づけられるものより残酷な、

名前のない、匿名であること、仮面であることを面白がっていた、思春期、

脆く崩れそうな僕等それを暗い起源だと口にした正義。


(ふりだした雨よ、燃え上がれ!)


悪口だって掌に書いた「人」だって、

「トイレに流す紙」の悪口でも――。

さしてそんなに変わりやしないな・・・・・・。

おのづから通ふとすらし――・・。

窓は遠くを見つめるためのものだったのに、

窓は割られ、めざめるためだけの仮眠よりもあさましく、

とりかえしのつかない、瞳でありすぎた。

蜃気楼、立ちうつる土のけぶり、

どんなあやまりの言葉よりも深く、僕等を慰めた。

天使は絹のような雲みたいに軽やかに飛んでゆき、

悪魔は夜の凶暴な騎手、ひきずる若さの尾にしがみつく馬を嘲笑う

そして僕は血管が表面に浮くほどあおざめながら、輪郭の体温を伴った人形。

我儘も屁理屈も意味不明だと自嘲しながら、夜のペンチが奥歯を抜く、

レントゲンの時間――・・。


「でも試させてくれないか?」

(感傷が疲労を伴うかどうか?)


自覚が不足だ諸行無常、顔と身体をこわばらせながら、くりかえす、

まなこのかぎり。

この思いがけない憂鬱さには、紺色の空の奥が魂を締め付けるような、

火事。

あやぶさに――。

体内を燃やしつくして・・縞を描く――孤独の怜悧、

腹が減っているいつまでも、見えない加速度と、わめきだす支離滅裂、

なげゝるをとめ、

実感が出るまで爆発する。

表情は即死、

他人の呼吸で助走する具体的にならない抽象的な社会で、

熱い砂の上に置かれた魚――。

・・・・・・・燃え場を求めてふきでた溶岩は、

深く入りたつ軽蔑の渦を巻くニヒリズム、爬虫類の愛情表現。

悪口を言った子供たちの前にある国会議事堂。

マイクを持ったアナウンサー。

つまらなさで引き下がる前に僕は銃を手にする、

皆死に絶えぬらし―――。

だんだんお前が無口になっていくのは理解している証拠なのに、

すぐに感情は腐敗を始める、だから、知ってるんだ

鋭敏なる神経が青い夢を殺すのは正直でいたいからなんだと――。


カラオケへ吸い込まれて、

ゲーセンに吸い込まれてゆく僕等――。


推測を推測しているうちに、

答えは別のものになってしまうんだ。

生まれてきた理由を奇跡って嘯くのはよせ、

意味なんかないさ、そもそもお前に価値なんかないさ。

眼にさやるものすらなし・・・・・・。

―――でも、そこがゴミ捨て場だってわかっていたって、

しばらくヒソヒソ何やら相談していたのだ・・。

たったこれだけのこと、

たったそれだけのことかもしれなかったけど、

零りまがふもの・・・。

家出も、これからの未来のため。愛も、正義も、なくしたくない、

嘘をついたらもう仲間じゃないって、はためく春の闇。

世界の隅で俺だけが見ている樹がある。

何をがんばっていたのだろう、何に耐えていたのだろう、

もういっしょに登下校もできないって、絶交だって。

月が息をして、空気が冷たくなる。


(ふりだした雨よ、燃え上がれ!)


鉄棒が見えた。

大嫌いだったグラウンドは夜の魔法に、

迷い込んだ瞬間から夜のシニカル・ツアー。

そよろにも過ぎゆく丘・・・。

校舎がデス・マスクやモッァイ像のように見えてくる、

僕はピエロか、くるみ割り人形さ。

笑う君、おどける君、楽しんでる君――。

ずっと笑われていよう、青春・・。

プールに飛び込んで遊んで、色あせた王冠見ながらコカコーラを飲む。

太ももにまで地面の冷たさがのぼってきて凍った固体が咽喉を塞ぐ、屋上、

空気を引き裂きながらこの囲い場、刑務所、長方形に仕切られた空間を俯瞰せば、

叫び声はもう届かない振動の舌ざわり。

強烈に匂う罪が食虫植物のように覚醒する。

突き放される前に、強くならなくちゃ――・・。


「超えなくちゃ・・・。」

(隣のクラスの女の子は妊娠して、退学――。)


復讐は自分の手の中にとらえられ、汚い妄想は、

犬のように歯を立てる、見覚えのある壁、

いつまでも鳴りやまない不在電話。

聞けば、ふと、と―――もつれを誘ふ・・・・・・。

拾うことのできない成熟が物語を終わらせるキーワード。

廃工場に手の届かない言葉を向けても、いくつもの電車乗り越えても、

君が知りたいのは、長い道をどれくらい省略できるかということ、

それが湿った鍵。

くちをしく――たはやすく・・。

ぐるりと回せばモノトーン。

でもやさしくならなくちゃ、蛾が飛ぶ僕という我、

エゴ、自意識、欺瞞、虚飾。

真実は日常的に人の体内をかけめぐりながら、紛失を期待するまばたき。

正確さだけを懐かしむ彫刻刀が楕円形の朽ち葉を引き裂いた。

寝言みたいな――蜜蜂の翅音のようなレバー色の舌は・・・・・・・。

もう霜で傷みはじめていた。

遠くから泣き叫ぶあの少年の口に鉄の締具が装着される。

力が必要だ、ありえないくらい、ずっと――。

血を流すその罪、

自分を守る楯は結び目を付けた良識の紐にやさしく噛みつく。

それでも、願った、ばらばらになってゆく心の隠し場所を見つけたいと。

夜、何の不安もなく眠りたいと、祈っていた――・・。






 

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